2014-03-16
レビューというものをみなさんはどれだけ信じますか。
私自身、例えばamazonで買い物をするときは必ずレビューを確認し、商品を購入するかどうかの最終判断の材料とします。
今回こういう記事を書いているのは、昨日(3月15日)私の著書「塾で教える高校入試塾技100」に投稿されたamazonのレビューを読んだからです。
内容を要約しますと、
「塾ではもっと効率的に教えている。公式の使い方も回りくどい。きっと著者は編集者に内容を支持しただけ。技を公開したら塾へ行く意味が無くなりますからね。」
という塾関係者のものでした。
さすがにこのレビューには腹が立ちました
私のブログを塾技100発行当時から読んでくれている読者の方ならわかってくれますよね!(更新回数が少ないブログの為、誰もいないかもしれませんが・・・
)
私のブログカテゴリのうちの「塾技100」をお読み頂けるとわかりますが、現在販売されている塾技100は文英堂にその企画を持ちこむ前に私が独自に一から作成・製本し、ネットで販売していた「塾で教える高校入試数学テクニック集100」という本が前身です。
前身のテクニック集100の作成に1年、塾技100の作成(編集者にまかせるどころか編集者とバトルってました。その様子はブログをご覧ください)に1年、合計2年を費やして作成したのです。
1日4~5時間、合計では3000時間を超えています。
ここまでかけて作成したものを、「編集者に指示して作らせた」だと~~~


これって完全に名誉棄損です。
amazonさんは本当にレビューをチェックしているのでしょうか?
ちなみに以前のレビューで1をつけた方もいました(その方の他の商品レビューを読んでわかりましたが、個人塾経営者の方でした)。あのレビューは塾技100だけならまだよかったのですが、ご購入頂いた方をも侮辱していたためamazonに削除要請しましたが、全く対応してくれませんでした。そのため、レビューのコメント欄にレビューに対するコメントを残しました。
塾技100にも当然欠点はあります。どうしても、微妙なニュアンスというか思考までは文章化できません。ですからあれが塾の内容の全てだとは言いません。
ただ、でき得る限り塾で教えている内容を再現していますし、出し惜しみは全くしていません。ネットで「塾技100」と検索するとわかりますが、多くの塾講師の方もブログなどで紹介して下さっています。
もしもZ会進学教室に通われており、塾技100をご購入して頂いた方ならわかって頂けるはずです。
ここからは公式に関しての指摘についてです。
確かにもっとスマートに使える公式もあるのにあえて使っていないものもあります。
例えば塾技100で使っていない公式として高校数学のヘロンの公式があります。
これは3辺が全てわかっている三角形の面積をスマートに答えが出せる公式ですが、現在出題されている難関高校の入試問題の多くが、三角形の1辺の長さにルートが入っています。
もしヘロンの公式で答えを出そうとしても2重根号になってしまい高校数学を知らないと出せません。またもし記述の問題だった場合、2重根号を使うのはさすがにまずいです。
そこで塾技100ではあえて高さを求めてから面積を出す方法をとっています。高さを出す計算はとても時間がかかり面倒です。ただ、今年の日比谷高校の入試問題に関するブログでも書きましたが、難関高校はそういう面倒な処理ができる生徒を求めています。
また他の例として、座標平面上の三角形の面積を求める公式も扱っていません。簡単な問題であればこの公式一発で答えは出せるのですが、今の関数の入試問題は、都立グループ作成高校の問題を筆頭に文字を用いて処理しなければいけない問題がほとんどです。
そのときにこの公式を使うと何が起こるかというと、式が文字だらけになり高校数学の力で強引に解かなければいけなくなります。
他にも外接円の半径の公式や傍接円の公式など言い出したらきりがありません。
“スマートな解法”ばかりでは最近の入試問題に対応できないのです。このような指摘をすること自体、
「現在の入試問題の研究を怠っている昔の知識の貯金で教えている講師なんだろうなー」
となります。でも塾講師でない普通の方がレビューを読むと、
「何だ。塾で教えている内容は結局秘密なのね」
となってしまう方もいますよね。レビューというのは時には一方的な言葉の暴力にもなることをわかって欲しいです。
※今回の記事は私の完全なグチです。。。

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私自身、例えばamazonで買い物をするときは必ずレビューを確認し、商品を購入するかどうかの最終判断の材料とします。
今回こういう記事を書いているのは、昨日(3月15日)私の著書「塾で教える高校入試塾技100」に投稿されたamazonのレビューを読んだからです。
内容を要約しますと、
「塾ではもっと効率的に教えている。公式の使い方も回りくどい。きっと著者は編集者に内容を支持しただけ。技を公開したら塾へ行く意味が無くなりますからね。」
という塾関係者のものでした。
さすがにこのレビューには腹が立ちました

私のブログを塾技100発行当時から読んでくれている読者の方ならわかってくれますよね!(更新回数が少ないブログの為、誰もいないかもしれませんが・・・

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前身のテクニック集100の作成に1年、塾技100の作成(編集者にまかせるどころか編集者とバトルってました。その様子はブログをご覧ください)に1年、合計2年を費やして作成したのです。
1日4~5時間、合計では3000時間を超えています。
ここまでかけて作成したものを、「編集者に指示して作らせた」だと~~~



これって完全に名誉棄損です。
amazonさんは本当にレビューをチェックしているのでしょうか?
ちなみに以前のレビューで1をつけた方もいました(その方の他の商品レビューを読んでわかりましたが、個人塾経営者の方でした)。あのレビューは塾技100だけならまだよかったのですが、ご購入頂いた方をも侮辱していたためamazonに削除要請しましたが、全く対応してくれませんでした。そのため、レビューのコメント欄にレビューに対するコメントを残しました。
塾技100にも当然欠点はあります。どうしても、微妙なニュアンスというか思考までは文章化できません。ですからあれが塾の内容の全てだとは言いません。
ただ、でき得る限り塾で教えている内容を再現していますし、出し惜しみは全くしていません。ネットで「塾技100」と検索するとわかりますが、多くの塾講師の方もブログなどで紹介して下さっています。
もしもZ会進学教室に通われており、塾技100をご購入して頂いた方ならわかって頂けるはずです。
ここからは公式に関しての指摘についてです。
確かにもっとスマートに使える公式もあるのにあえて使っていないものもあります。
例えば塾技100で使っていない公式として高校数学のヘロンの公式があります。
これは3辺が全てわかっている三角形の面積をスマートに答えが出せる公式ですが、現在出題されている難関高校の入試問題の多くが、三角形の1辺の長さにルートが入っています。
もしヘロンの公式で答えを出そうとしても2重根号になってしまい高校数学を知らないと出せません。またもし記述の問題だった場合、2重根号を使うのはさすがにまずいです。
そこで塾技100ではあえて高さを求めてから面積を出す方法をとっています。高さを出す計算はとても時間がかかり面倒です。ただ、今年の日比谷高校の入試問題に関するブログでも書きましたが、難関高校はそういう面倒な処理ができる生徒を求めています。
また他の例として、座標平面上の三角形の面積を求める公式も扱っていません。簡単な問題であればこの公式一発で答えは出せるのですが、今の関数の入試問題は、都立グループ作成高校の問題を筆頭に文字を用いて処理しなければいけない問題がほとんどです。
そのときにこの公式を使うと何が起こるかというと、式が文字だらけになり高校数学の力で強引に解かなければいけなくなります。
他にも外接円の半径の公式や傍接円の公式など言い出したらきりがありません。
“スマートな解法”ばかりでは最近の入試問題に対応できないのです。このような指摘をすること自体、
「現在の入試問題の研究を怠っている昔の知識の貯金で教えている講師なんだろうなー」
となります。でも塾講師でない普通の方がレビューを読むと、
「何だ。塾で教えている内容は結局秘密なのね」
となってしまう方もいますよね。レビューというのは時には一方的な言葉の暴力にもなることをわかって欲しいです。
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