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「高校入試数学 塾技100」出版への道(3)

2011-08-30
2学期も始まった!
受験生は進路決定のとても大事な時期。
1日1日を大切にして目標に向かって進んでいこう

今日は、問題集のページ数について話したいと思います。
<前回までの記事はこちら>
「塾で教える高校入試数学 塾技100」
「高校入試数学 塾技100」出版への道(1)
「高校入試数学 塾技100」出版への道(2)

「問題集・参考書として何ページのものが適切だと思いますか?」
これは個人差もあって非常に難しい質問ですが、私には1つの答えがあります。
それは、『200ページ』です。
この200ページというのは、実は学校の数学の教科書と同じ位のページ数なのです。
生徒にとって最も身近にある教材が、学校の教科書
その厚さと同じくらいのものが生徒にとっては最も使いやすいと思うからです。
そこで「塾技100」は当初、このくらいのページ数で作成しようと考え、出版社に話を持ちかけました。
そしていよいよ昨年の10月から本格的に作成が始まりました。
ところがいざ作成し始めると、このページで収めるにはどうしても入試問題の解答解説の内容をかなり省略したものにしなければいけないことに気づきました。
しかしこれは、私の目指す問題集と違うのです。
私の目指す問題集とは、なぜそのような解答になるのか思考の流れをはっきりわかりやすく示すものです。
早速、ページ数を増やすことを考えました。そして再び作成開始。
あれ?200ページを大きく超えて270ページ位になってしまう
そこで出した答えが、解答解説を別冊にするというものでした。
しかも、よくある単に解答解説が単に羅列してあるものでなはく、1ページで問題と解答を全ておさめ、本冊が無くても持ち運び使える形のものを考えました。
ただそうすると、別冊解答単独で100ページ(塾技100個分)となり、本冊と合わせ、合計300ページとなってしまいます。早速、編集担当に話をしました。
当然その場で即答はもらえませんでした。これは当たり前の話で、仮に200ページで価格を1200円としたら、300ページになるから単純にページに比例させ価格を1800円とはできないからです。
しかしそこは太っ腹の文英堂
300ページを了承してくれました。
そこで調子づいたのが私。更に巻末付録として、
「公式集も10ページ分位増やして
とお願いしてみました。これについてはまた今度また書きたいと思います。
という訳で、「塾技100」は
本冊200ページ+別冊100ページ=300ページ
を目安に本格的に作成が始まりました。

今回はここまでにし、次回は塾技で取り上げている実際の入試問題の話をしたいと思います。

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