2016-08-31
天体の問題は苦手とする生徒が多い分野。
確かに自転しながら公転もするというからやっかい!
ただ自転も公転も北極側からみて反時計回りだから覚えやすいですね。
天体の問題の多くは、「何時にどの方角に星座や月や金星が見えるか」という問い。
でもこれらはすべて、
①地球を真上から見た図を書く
②半分に影をつける
③地球上の4箇所に十字をかき、中心(北極点)を北にして残りの方位を決める。
④自転方向から時刻を決める
ことで簡単に解けます。
塾技理科では塾技77で扱っていますが、これさえ慣れれば天体の問題を解く力は飛躍的にUPします。
今回の補充問題では問題(4)で扱っているので是非上の手順の確認をしよう。
あと、最近よく出題されるようになってきたのが、北半球ではなく、赤道や南半球での観測。南半球は北半球とすべて反対に考えればよいだけですが、赤道は慣れないとなかなか大変!
まずよくある勘違いが、赤道での太陽の南中高度は夏至の日が最も高く冬至の日が最も低いというもの。
南中高度の公式に当てはめてみよう。
春分・秋分=90°- 緯度=90-0=90°
夏至=90°- 緯度+23.4°=90-0+23.4=113.4°
冬至=90°- 緯度-23.4°=90-0-23.4=66.6°
一見、冬至が最も低く、夏至が最も高く感じます。
しかし、夏至の113.4°というのは、塾技76の図を見ればわかりますが、太陽が南側ではなく天頂を越えて北側に傾いているだけで、地平線からの夏至の日の最高高度は66.6°となるわけです。言ってみれば北中高度ですね。
というわけで、赤道では春分・秋分のとき太陽高度が最も高くなるわけです。今回の補充問題では問題(3)で問われています。
今回取り上げた平成27年度愛知県Bの問題は非常に良問です。是非、しっかりと身につけましょう。
それではチャレンジ
↓(クリックでpdfファイルが開きます)
塾技76無料補充問題

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天体の問題の多くは、「何時にどの方角に星座や月や金星が見えるか」という問い。
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②半分に影をつける
③地球上の4箇所に十字をかき、中心(北極点)を北にして残りの方位を決める。
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今回の補充問題では問題(4)で扱っているので是非上の手順の確認をしよう。
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まずよくある勘違いが、赤道での太陽の南中高度は夏至の日が最も高く冬至の日が最も低いというもの。
南中高度の公式に当てはめてみよう。
春分・秋分=90°- 緯度=90-0=90°
夏至=90°- 緯度+23.4°=90-0+23.4=113.4°
冬至=90°- 緯度-23.4°=90-0-23.4=66.6°
一見、冬至が最も低く、夏至が最も高く感じます。
しかし、夏至の113.4°というのは、塾技76の図を見ればわかりますが、太陽が南側ではなく天頂を越えて北側に傾いているだけで、地平線からの夏至の日の最高高度は66.6°となるわけです。言ってみれば北中高度ですね。
というわけで、赤道では春分・秋分のとき太陽高度が最も高くなるわけです。今回の補充問題では問題(3)で問われています。
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